ただ凛として学びたい

主に読んだ本の感想等書いていきます。思ったことをひたすら書いていくので内容は薄い薄いです。時々関係ないことも書きます。

<感想文>絶望の国の幸福な若者たち その6

結構空いてしまったけど、これで最終章ですね

 

 この章では現代の若者が置かれた現状と未来について述べている

 

現状の日本は高齢化社会となり、それを支える若者たちの負担はますます増えている。年金ももらえる見込みは少なく、雇用も少なく、不況な状態はまだまだ続くよう

しかし、かといって昔に戻りたいかといわれるとそういうわけでもなく、昔よりは格段に便利になり、貧困というわけでもない。

というところで過去の章でも述べていたように現状では満足しているも、将来的には絶望的な面が多いような現状というところ

ただ、その点においては若者だけではなく、中高年層にも言えることである

貧困は将来の問題であり、承認は現在の問題。そして、現代ではその承認はインターネットやsnsで手軽に満たせてしまうため、満足度はそこまで低くはない。

そして、「総一億若者時代」と書かれているように、本書での若者というのはただ若い人という意味ではなく、既存の大人という概念になれなかったものが若者であると述べている。

 

なんか締めがよくわかんなくなっちゃったから、詳しくは本書をということで

 

全体を通して結構統計とかを引用されててわかりやすかった感じ。自分は本書で話題になっていたような若者(ワールドカップやデモの件など)にはあまり当てはまらなかったけど、なんだかんだで不自由なく生きていけるこの時代で、将来に不安を感じながらも生きている人が多いっていうのは共通してると思った。

 

結構厚めの本で、読むのはそこまでかからなかったけど、書き出すには時間がかかるねやっぱ。

さくっとかけるようになりたい。