ただ凛として学びたい

主に読んだ本の感想等書いていきます。思ったことをひたすら書いていくので内容は薄い薄いです。時々関係ないことも書きます。

<感想文>ソラリス

SF小説をあまり読んだことがなかったのでふと手を出そうと思い手に取ったSF界のスタニスワフ・レム(SF界最高の作家らしい)の「ソラリス

惑星ソラリスに住む「海」と呼ばれる生物(でいいのかな?)とコンタクトを図ろうとする人たちの話。

(あらすじは割愛)

 

「海」が作り出した「お客さん」はほぼ本物のようなもの。コピーと本物との境目はどこら辺からなのか、人はどこまでのコピーであれば許容できるのか、といったことを考えました。

訳者の後書きにて「この作品は読者をうつす鏡のようなもの、まさにソラリスの海のようなもの」と話していてなるほどなー、と思った。

確かに注目できそうな点はいくつかあって、その人の視点によって読み方が変わりそうな作品だった、読む時期によっても印象が変わりそうな感じ。

途中で「海」の説明が事細かに述べられていて、そこら辺は飛ばしてしまいました。

訳者としてはその部分がハードSFの真骨頂いうことなので、SFを楽しむにはまだまだかかりそうだと思いました。