脳を鍛えるには運動しかない! 第2章
今日は仕事が休みの日
最近飲み会があったり帰りが遅かったりで休日しか書けてないな…
脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
- 作者: ジョン J.レイティ,エリックヘイガーマン,John J. Ratey,Eric Hagerman,野中香方子
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2009/03/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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第2章:学習ー脳細胞を育てよう
脳内の情報のやりとりは脳内神経伝達物質によって行われている。
その80%はグルタミン酸とガンマアミノ酪酸(GABA)が担っているが、それよりも重要なのが
の3つであり、各役割は以下のよう
気分や興奮にかかわっており、脳の暴走を調整する
学習や報酬に関与
(薬として塩酸メチルフェニデート、商品名リタリンがありADHDの治療に使用)
注意力、知覚、意欲、覚醒に関与
これらは全脳内神経伝達物質に占める割合が少ないが、全体のバランスを調整する役割がある
そして筆者は運動をすることにより上記の薬を服薬した際と同様の効果を感じると述べている
さらに神経伝達物質以外にも「因子」というくくりとしてBDNF(脳由来神経栄養因子)があり、記憶と学習に大きくかかわっている
人が記憶をするためには長期増強(LTP)のメカニズムがかかせない
これは、繰り返し情報を脳に送っていくことでニューロン同士の結びつきが強くなり記憶につながっていく
そのメカニズムにはこのBDNFが重要であるみたい
そして、マウスの実験により運動をすることで海馬内でのBDNFが増加したという
また、環境も大事であり、単純な運動を行うよりも、道具を使用した多様な運動を行うほうが脳の構造変化が起きやすいようであった
長々、色々書いてきたが、効率よく脳を活性化するには複雑な技能を必要とする運動、つまりスポーツ(テニスや柔道、ダンスなど)がよいという
大脳、小脳、基底核など脳全体をバランスよく使用することができるためらしい
<<以下感想>>
ジョギング<スポーツってことだけど、相手がいないとなかなか継続はできないよね、それこそ社会人クラブとか入ればいいのかもしれないけど、いかんせん社交性が…(笑)
学生時代に運動部の陽キャがなんだかんだ頭の回転が速かったりするのはこういうこと関係してるのかね、悔しいけど!
そしてやっぱりこの本はしっかりと脳のことについて述べているので非常に納得できるなあと感じました